3弦はよく切れる
6弦ギターの場合、3弦は最も芯が細く切れやすいです。ピッキングの強さや弦の巻き方によっても切れやすさは変わってきますが、切れるときは突然切れます。
ここでは弦が切れたときの応急処置の方法を紹介します。
弦はカットせずに残す
弦の切れ方によってリペアできるかどうかが決まります。ブリッジのところで切れればセーフ、それ以外だとアウトです。
そうです。ブリッジピンの下にある弦の端(金具)をつなぎ直すのです。
つなぎ直すとその分弦の長さが短くなりますのでヘッド側の弦をカットせずに残しておきます。特に切れやすい1弦、3弦だけ残しておいても良いでしょう。(はみ出した弦は丸めておくと危なくないです)

リペアの方法
まずペグを回して切れた弦を本体から外します。ブリッジ側はピンを抜いて弦の切れ端を取り外します。
次に長いほうの弦の端を金具の輪に通して結びます(2回結び)。あとは通常通りに金具側をブリッジの穴に入れてピンで押さえながら弦を張ります。
リペア前に比べて音は悪くなりますので、あくまでも緊急処置としましょう。